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【インド人のスパイス活用術】

第17回目のテーマは アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダ と言う言葉を聞いたことはありますか?

世界三大医学の一つで、WHO(世界保健機関)も認める世界最古の伝統医学が『アーユルヴェーダ』です。

約5000年前のインドでは、病気になりにくい心身をつくり、健康を維持し病気を防ぐ「予防医学」の考えからきています。

現在のインドでは、田舎で暮らす人達とヨガをしている人達は生活の一部としてアーユルヴェーダをとりいれた生活を送っていますが、街中で生活をする方は毎日の食事でスパイスを使った料理を食べているだけの方が多いみたいです。

ところが、当店のシェフ達は身体の不調があるとアーユルヴェーダの知識をフル活用しています。

例えば

喉が痛い時は、クミンシード を炒ってから麵棒で砕き、ブラックペッパー と共にチャイに入れています。

ガスが溜まりお腹が張る時には、アジョワンシード を使ったカレーや ハーブティー を飲んでいます。

骨折した時は、ホット ターメリック ミルクを飲んでいます。

ターメリックは、殺菌作用と止血効果もあるので包丁で指を切った時にも塗っています(笑)

関節が痛む時は、マスタードシードをペースト状にして塗っています。

歯痛の時は、クローブを歯に詰めています。

口臭予防に、フェンネルシードを嚙んでいます。

ほんの一例ですが、当店シェフのスパイスの活用術をご紹介させて頂きました。

これもまたアーユルヴェーダの知識があるからこそできる技だと思います。

皆さんも頭の片隅に入れておくと、いざという時に役立つかもしれません(^-^)

インドでは、スパイスは食べるだけでは無く日常生活に役立つものなのですね(^_-)-☆

次回の予定は7月19日(火曜)更新

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