第37回目
【インド人シェフの生活】
当店のアンクルシェフは、幼少期からアーユルヴェーダの生活を送っていたそうです。
本人は健康に良いと言う意識は無く、当たり前の事として捉えていたみたいです。
例えば、朝早くからガンジス川にヨガをしに行ったり(主に呼吸を整えた瞑想)
帰宅後にはターメリックミルク(免疫力を上げる効果)を飲んでいたりと、これが体に良いからしていると言うよりは、日常生活の一部として行っていたそうです。
歯はクローブ入りの歯磨き粉(虫歯予防)で磨き、仕上げは銅製のタングスクレーバーで舌の苔を取り、前夜から用意している銅のボトルに水を入れたものを飲む。
因みに、日本でもヨガをされている方は銅ボトルを持っている方は多いと思います。
銅ボトルには強い殺菌効果があり、数時間で水のバクテリアを殺菌し塩素も除去すると言う効果があります。
抗菌・抗酸化作用・口内炎改善・腸の蠕動運動の促進等につながります。
この様にインドの方は古く(約5000年前)から伝わるアーユルヴェーダ的生活を脈々と受け継いでいるみたいです。
確か日本にも昔から伝わる、自然界の恵みを貰った健康方法があったはずです。思い出されない((+_+))のが残念。
世界各国見れば必ずその国の健康方法がありますが、インドの「アーユルヴェーダ」は今世界的に注目されている健康方法の一つです。
日本でもアーユルヴェーダの資格や講座がありますが、先ずは難しく考えないで今のご自身の体と向き合って「疲れやすいな」「よく風邪をひいているな」「アレルギーが出やすいな」「頭痛を起こしやすいな」等、ご自身の体調から知ることが大切だと思います。
日本は人生100年時代に突入しています、少しでも健康寿命をのばして楽しい時間を過ごしたい。そう考えている方が殆どだと思います。
インド料理屋をオープンして約7年、私自身が体調の変化を実感しているからこそ言えること。
インドの健康方法は直ぐには結果は出ません。日々の積み重ねが健康な体を作ってくれると云うことを・・・
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